2013年11月21日
何故私が薪ストーブを買ったのか。
↓
ベランダで寝る
↓
薪ストーブを買う
キャンプおたくすごろくとしては順当といえば順当ですが、
ろくにランタンすらつけれない私が薪ストーブとは100年早いと
しっかり自覚がありながら、誘惑に勝てずポチっとしてしまいました

そもそも我が家の薪スト妄想は、去年のマイアミで亀ちゃんサイトの
薪ストーブから始まっていたのでした。
雑誌に載っていたチビストーブにパパが食いつき。
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「これ、買おう。」と言っていたのですが、その時は私が
「うちには無理だよ~」と却下。
その後、時たま亡霊のように「薪スト買う?」って話が出てたけど
いまいち決め手に欠き、そして先日の智光山で迷彩PINGU師匠と出会い
「薪スト、いいよ~。」と魔のささやき。モヤモヤしてるところに
まっさんの「薪スト導入記事」を深夜に拝見

キャンプ前日で、眠れない丑三つ時・・・禁断の無断ポチポチ祭り突入。
我が家は、私が好き勝手に買い物してるように見られますが、どんな小さいものでも
基本的にパパの承諾を得ているので、無断ポチポチはめったにありません(ゼロではないですが)
楽天ポイントで買ったので、懐は痛みませんが無断ポチポチは外貨を稼がない
主婦としては心が痛みます・・。
何故買ったのか?という問いへの答えは
魔がさしたから
以外にありませんが、
何故これだったのか?と言われれば答えは明確です。
軽いし、私でも手入れ出来る(たぶん)から、です。
うちのパパは便利なものが好きな人なんで、わざわざ煙突の支えをどうするとか、
幕の始末をどうする、とか薪の手配が、とか煙突の掃除が・・とか面倒な事は恐らくやらないので
そういった事は私がしなければいけません

そういう時にステンレスだと軽いし、掃除もラクかなぁ・・と。
実際、私でも余裕で運べる軽さでした。
そんなこんなで、ステンレスの安い薪ストーブと言えば
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私にこれしか考えられなかったのです。
というわけで、購入編はこの辺にして、次回は本体以外に買ったものを。
私の記事が参考になるとは思いませんが、初めて薪ストーブを買うのを検討してる方が
分かりやすいようにしたいと思います。
スイートグラスの記事はしばしお待ちを。
2013年11月21日
10年生存おめでとう!
今週は超忙しくて更新もままならず、ブログ徘徊も出来ませんでした。
レポ渋滞中ですが、昨日嬉しいことがあったんで、
キャンプとは関係ないし、文字だけですが書かせてください。
昨日、母が病院帰りにうちに来ました。
10年前に乳がんを患った母の10年目の検診でした。
いつも検診はドキドキするけど、、今回も再発なし。
この病院での再発検診はこれにて卒業となりました。
乳がんは息の長い病気だから、これで完治ではないんですけど、
一応の区切りなんで、みんなでお寿司・シャブシャブ・ステーキ・ケーキと
ご馳走沢山作ってお祝いしました。
思えば10年前、10年後の事なんか思いもしませんでした。
悲観的にも楽観的にもならず、母は治療をしました。
色んな患者さんと出会いました。みんな「なんで私が」って思ったと
思いますが、病気ってなんの理由もなくふらりと訪れるもんだと感じました。
ガンではよく5年生存率という言葉で予後の良し悪しを表しますが、
たとえ99%だとしても、「あぁ、そうか良かった」とは思えないんです。
残りの1%に入るか入らないかなんて、誰にも分からないから、不安なんです。
癌患者でなくても、明日何が起こるかわからないのは誰しも同じなのに、
がん患者だけは「一寸先は闇だ」って事を思い知らされながら生きるのです。
当時、一番下の妹が小学校2年生、ちょうど私の長男と同じです。苦しかったと思います。
私も不安だったけど、いつも忙しくて家にいない母親と、病室や自宅でゆっくり話しが出来て
それはそれで楽しいと思ったりして、不謹慎だと思ったけれど、出来事には色んな見方が
あるんだなぁと強く思ったものです。
癌になったら、人生変わったと、色んな方は言いますが、母は大して変わりなく(笑)
癌であることも、最初の数年大騒ぎだったけど、それ以降は私にも母にも色んな事が
起こり、検診以外では癌の存在感が薄くなっていました。
超がつくキャリアウーマンの母と専業主婦の私。
母は私に自立した女性でいることを強く望み、そうなるよう育ててくれ私もそれを望みましたが、
色んな成り行きがあり、結局専業主婦に・・。
家族と、子供と過ごす生活が案外心地よく自分には合っていると思い始めてから、
私にとっては母の生き方を否定することが、自分の人生を肯定する事だと思っていた時期があり、
その反発は相当のものがありました。
ひどい言葉を沢山投げつけました。
最近ようやく、母は母、自分は自分。どちらも間違ってない、と思えるようになり反抗期終了。
昨日、10年生存してくれた母に、心から「ありがとう」と思いました。
生き方の違う親子で、母から学ぶものははっきり言ってそう多くないのですが、
癌という大きな病気になったとき、じたばたせずにすんなりと受け入れた母は、
立派でした。
勿論、じたばたしながらも懸命に生きるのも立派ですが、私は出来ることなら
穏やかに生きたい、不安や恐怖におしつぶされそうになりながら闘病するのは
辛いと思うのです。私はとても臆病な人間なので・・。
キャンプブログに書く内容ではないのですが、母と私の関係が今まであまりにも不安定だったんで、
自分の中で、消化できたって思えるようになったのが、すごく嬉しいことなんです。
何年も後になって、見えてくることってあるんですね。
母は癌になっても「相変わらず」に見えますが、私にとっては10年たって
ようやく感じたり学んだりすることが見えてきたって感じです。
最後に、今、私の大好きなキャンパーさんのご家族でも癌と戦ってる方がいます。
頑張って、とか大丈夫って、簡単に言える事でないのは分かっています。
少しでも心穏やかに闘病が出来ますように、何も出来ませんがそれだけを祈っています。
さっ、明日からまた忙しくなります!出来るだけ記事アップするように頑張りますね!