小笠原旅行記2亀の還る海で泳ぐ、そしてブルームーンの夜の経験。

にしちゃん

2015年08月10日 23:44

↓↓↓ランキングに参加してます。読む前か、読んだあとにクリックしてもらえると励みになります^^↓↓↓
 
                                                    




にほんブログ村



小笠原旅行3日目。島についてからは2日目になります。



朝ごはんは宿で出るので、おかみさんが用意してくれた朝ごはんを食べます。



パッションフルーツとか島レモンのジュースとか普段食べないものが出てきて南国気分。



おかみさんが「今日はどうします?せいひょう海岸くらいまでだったらお送りしますよ」



と言ってくれたので、ありがたくそのせいひょう海岸まで送って頂きました。







せいひょう海岸ってどんな字書くんだろうと思っていたら「製氷海岸」ってそのまんまだった。



ここビーチは珊瑚のビーチなので真っ白。そして海はスカイブルー。ザ・南国。



おかみさんに「製氷海岸行ったら是非海洋センターに行ってみて下さい。海亀に会えますから」



と教えてもらったので行く気まんまんの私とお母さんをよそに、



海で泳ぎたいメンズはどうやっても亀を見たくないと言い張るので私とお母さんで行くことに。







ここは海岸で産卵した卵を産めて孵化させる所です。



自然の中で孵化させるより、こうやって人間が少し手を貸すことで孵化率がぐんと上がるのです。







小亀が出てきた後の殻を触らせて貰いました。



以外にもゴムみたいに柔らかい!こういうのは手に取らないと分からないもの、



お母さんと私で来て良かったと連発。



ここでスタッフの方に「100円で亀にオヤツをあげれます」と教えてもらいやってみることに。







確かなっちゃんとか言ったこの大人の亀ちゃん、キャベツめがけてガツガツ来ます。







この子たちは1歳くらいのまだ小さいサイズの海がめちゃん。







一番ちっこい小亀ちゃんにはまだキャベツはあげれません。



ぬいぐるみみたいで可愛い!











水槽は孵化した時期によって何個もあって、海を臨みながら飽きることなく海亀を眺めることが出来ます。



大満足の海洋センターを出て、すぐ脇の製氷海岸に戻ります。



・・・・あんなに泳ぎたがっていた子供たちですが、またもやカニ獲りに興じています。



せっかく来たんだから泳ごう!シュノーケリングしよう。



まだ南国の海を心ゆくまで満足していない子供たちをはがゆく思う私が無理やり海に入れます。



こういう性格を人はうっとおしいとか押し付けがましいとかいいますが、仕方ありません







次男君だけは初日からけっこう楽しんでいる



皮下脂肪がほぼないために、普段の川は冷たすぎ厳しい彼にとって南国の海は温泉みたいなもんです。







前日「俺は泳がない」宣言をして鬼コーチ(私)の闘志に火をつけた彼は、



ちょっとずつその気にさせて教えたらすぐにシュノーケリングをマスターし



このように素晴らしく美しい姿勢でシュノーケリングをするまでになりました



従兄弟とは言え、年に数回しか会う機会がないU君ですが、5泊6日寝食を共にするので



遠慮しているとこちらも疲れるため我が子たち同様スパルタレジャー道場に入門してもらいましたが



適性があったようで、なんだかんだで飲み込みが早かった







ここのビーチは一面見事な枝珊瑚が広がっていてそれは見事なものなんですが



残念ながらビーチから近い場所の枝珊瑚は白化が進んで壊滅状態です。



沖の方に出ると、白化を免れた枝珊瑚があるようなのですが、とにかく果てしなく白化珊瑚が続くので



そこまで泳ぐ気力がなくてビーチ近辺を泳ぐことに。



次男君がじーっと見つめる先には黄色い熱帯魚。沢山いました。



























みんなで心ゆくまで南の島の海を堪能することが出来ました。来た甲斐あったわ






砂地の海の中は魚は少ないけれど幻想的。カクテルみたいな海です。







子供たちにもやっぱり亀を見せたいので、鬼(私)コーチの大号令で行くことに。







餌やりは楽しいに決まっている。



3人に一人ひとつずつオヤツのカップを買ってあげたけど、



ポイポイすぐにオヤツをあげきるうちの次男君と、小さくちぎり少しずつあげるうちの長男君・そしてU君も長男。



長男同士の気苦労トークでずいぶん気が合ったみたいで、終始仲良くしていました







この一番の食いしん坊海亀ちゃんは食意地のあまり水槽を越えて来そうな勢いです。



キャーキャー盛り上がりました。



このあと、海亀との記念撮影(500円)もさせてもらい、さらにお土産で亀グッズを沢山購入。



かつて富士山5合目でも「魔法がかかった様に色んなものが欲しくなる」現象を体験しましたが



まさにそんな感じ。



でもここでお支払いするとそのまま亀の保護につながりますから、いい買い物をしました



パパは亀の手ぬぐいを購入し、頭皮が焼けないよう頭に被ったのですが、



「耳が焼けるのが嫌だ」と耳まで被るために、森光子さん風になってしまい私に「光子」呼ばわりされてました。



しかし「光子」と笑った私は現在頭皮の日焼けで皮がぼろぼろとむけて大変汚らしい事になっており



パパに「みにくいアヒルの子」とヘイトされています皆さんも南国で泳ぐときは頭皮にお気をつけを。







この後、また製氷海岸に戻ってシュノーケリング。



魚を見るのも楽しいけれど、ただ浮かんでこんな風に上から波紋を見るのも癒されます。







海中写真も街中の写真もすべてこの写真で撮影しています。



カメラは詳しくないから扱いやすいカメラが一番。








今は在庫がないらしく、最新機種のこちらが売られています。



オリンパス デジタルカメラ STYLUS TG−4 Tough TG−4 Tough<レッド>【送料無料】
価格:
44,226円(税込、送料込)









気が付くとお母さんはライフジャケットもつけずに、シュノーケルですいすい泳いでいたり、



泳ぎが苦手なU君が、うちの兄弟よりもシュノーケルで泳ぐの早かったり、



いつもはガツガツ獲物を獲っている長男君が、波うち際でのんびりしていたり、



いつもはすぐに泳ぐのを飽きる次男君が、いつまでもシュノーケルしていたりと、



南国の海はそれぞれを魅了しました。1日ずっとこのビーチにいてゆっくり。



この後は海洋センターの上の道路まで出てバスで宿まで帰ります。



乗り降り自由区間なのでバスが通ったらヒッチハイクみたいに手をあげて止めます。



バス街で歩道に座っていたら、バイクで通り過ぎた島のおじさんが戻ってきて



「大丈夫か?」と声掛けてくれました



みんなその優しさに感動



その後のバスの運転手さんも宿の名前を伝えたら停留所から少しずらして停めてくれたり



とにかく小笠原村はいい人村でした。都会でささくれた私たちの心を癒してくれます。



宿でお風呂入ってさっぱりしたら、すぐにおかみさんが街まで車を出してくれて夕飯です。



今夜はチャーリーブラウンという洋食屋さんでしたが、開店と同時に満席でした。



人気なだけにどれも美味しかったです。隣の人が亀の刺身を食べていました。



興味はあるけど、さすがに食べれませんでした(笑)







その後またおかみさんに迎えに来てもらい、今度は夜の宮の浜に亀の放流をしに行きます。



昼間お邪魔した海洋センターで孵化し、ある程度まで育てた小亀をビーチで放すイベント、



偶然この日に一番近くのビーチで開催されたので行くことにしました。



放流には一人500円かかりますが、こんな機会人生で2度とないかも!



写真はイベント前にビーチ手前でヤドカリを探していた時のものです。



この日は満月しかもブルームーンの日なので、親亀が産卵に来る可能性の高い日でもあるため



海に向けてライトやフラッシュを照らすと親亀がびっくりして陸に上がってこれなくなるため



ビーチでのライト使用は厳禁です。



夏の小笠原は海亀の産卵シーズンでもあるため、ビーチへの侵入を制限したりライトやフラッシュの使用を禁止したり



いつまでも亀が帰って来る浜であるために、色々と決まり事があります。







駐車場で小亀と少しの時間だけ撮影の時間があります。



この後暗いビーチでみんな横一列になり、小亀を海に向けて放しました。



暗くてよく見えなかったし、あっという間の出来事だったけど、



小亀ちゃんのパタパタした感覚、ブルームーンの月明かりの中小亀ちゃんを見送った経験、



なんか幻想的で良かったな~。



あの亀が苦難を乗り越えて成長し、また産卵しに小笠原に戻るのは十年以上後なんですって。



小亀ちゃん、幸運を祈る!そしてまた会えたらいいな。



小笠原の海がこのままずっと綺麗だといいのにね。子供ともたまにそんな事話します。



教科書や言葉で環境保護を学ぶより、自分の手から離した亀のために環境を考える方が



きっと心に刻まれるよね。忘れないでね、3人の子供たち!







と一人余韻に浸る私をよそに、子供たちはこのヤモリを捕まえたことに大興奮。



3日目以上です。続きます!




↓↓↓キャンプブログのランキングに参加してます。この記事楽しかったなぁと思われたら、クリックして頂けると嬉しいです、励みになります↓↓↓
 
                                                   


にほんブログ村                                                    




あなたにおススメの記事
関連記事